2020年4月1日からフリーランスのライターとして仕事を始めて、今日で4月が終わり。まる1ヵ月が経ったことになります。いや早いですね!
ありがたいことに割と仕事できてて、1ヵ月で会社に勤めてたときと同じぐらいかもうちょい多いぐらいは稼げました。いや、ここから住民税とか引かれることになるからやっぱ同じぐらいかな。
一方で、順風満帆というわけでもなく、悩ましいことなどもありました。これからの課題なんかも見えてきたので書き留めておこうと思います。
1ヵ月でやった仕事の内容
4月の1ヵ月で納品した原稿の本数は以下のとおりでした。厳密には複数まとめて受注の案件でまだ納品終わってない案件の完了分も混ざってます。
・4000文字記事20本(資格関連)
・1500~2000文字メルマガ9本(化粧品)
・500~文字メルマガ7本(化粧品)
・4000文字記事1本(インテリア)
・8000文字記事1本(ブライダル)
・5000文字記事1本(Webマーケ)
納品原稿以外に、下書き中のものなども結構な本数あるので、まあこんなものでしょうか。原稿だけ書いていれば良いならもうちょいたくさんできそうだけど、細かいやりとりだったり確認だったりに意外と時間かかるなーという印象です。
とりあえず経験してみようと思ったので、クラウドソーシングで受注した案件多めです。自分で仕事を選べるのと、気に入ってもらったらスカウトで案件をもらえるのはおもしろいなと思いました。ライターを求めているクライアントを探せるので営業はすごく楽ですね。
ただ、システム利用料がやっぱ高いなーと思うのでちょっとずつ営業もしていくほうがいいなと思いました。
仕事を選ぶ基準を決めたい
クラウドソーシングでは実績全然ないので、とりあえず実績作りのために単価低くてもまともそうな企業案件を狙って取りに行きました。書くこと自体は好きだし苦にならないのですが、「やっぱ効率悪すぎるな」と思う案件もあったので、今後はもう少し仕事を選んで取りにいきたいです。
今思ってる“取りたい仕事”“避ける仕事”の基準はこんな感じ。
内容が「得意分野」または「実績がある」
得意なテーマ、ある程度知識があるテーマについては、下調べや情報確認にかかる時間を大幅に短縮できます。
例えば、美容・化粧品関連(薬機法案件)は日本化粧品検定1級を取るときに勉強したのである程度の知識がある得意案件です。また、過去にある程度書いた実績のあるテーマについても、確認は必要ですがまったく知見のない案件よりは見当をつけた調査や執筆がしやすいです。例えば暮らし、リフォーム、ブライダル、子育て、資格、Webマーケティング、不動産、相続、転職、SNS運用などなど。
こうした案件は時間効率が良いと思うので積極的に取りにいきたいと思っています。身近な内容よりは、ビジネス系のほうができる人少ないと思うのでそういうのを狙っていきたいかなと思ってます。
知識は少ないけど勉強したい分野
正直、そこまで詳しくないので普通に下調べや構成案出しに時間と手間がかかるけど、「この内容は勉強しておきたいな」と思えるものはやや低単価でも取りに行きたいかなと思っています(高単価ならもっといいけど、さすがに知識の少ない分野で高単価案件は狙いにくいよなーと)。要するに、実績を作りたい分野の案件は勉強なので単価低めでもやりたいです。主にマーケティング系、ビジネスツール系、IT系、お金まわりなど。
文字単価1.0円以下は基本的に避ける
うん、やっぱ文字1円ってことないと思うんですよね、わたしの文章。オーバースペック過ぎるので、そういう案件はもうちょい初心者の人のために譲るべきなのではないかと。1.0円の案件については、楽で楽しそう(楽と楽しいって同じ字だよな)な案件なら、時期によっては調整で検討してもいいかなと思ってます。
クライアントがヤバそうな案件は避ける
クラウドソーシング、ヤバいクライアントいるなあとこの1ヵ月で学びました。それについては後でまとめますが、とりあえず応募ページの段階で、やたら上から目線な案件とかは生理的に無理だなと思ってます。いや、非常識なクライアントにめちゃ悩まされたので、これ発注側はもっとヤバいランサーに悩まされること多いんだろうなと想像できるし、だとすればそういう高圧的な文面出したくなる気持ちもわかると言えばわかる。わかるけど最初からお仕事相手への敬意を感じさせない発注者とはつきあう価値ないと思ってます。
ヤバいクライアント対策はしっかり考えるべき
基本的にお仕事をいただいている立場なので、自分のできることは全力で頑張ろうと思っているし、お互い気持ちよく仕事ができるようできる限りサービスさせていただこうと思ってクライアント様に対応させてもらってます。おかげでスカウト案件も増えました。
でも! それはあくまでも“常識的なクライアント様”に対してです。
受注者と発注者の立場は、本来対等ですからね。
まあフリーランスになる前から知ってたけど、世の中にはビジネスにおける「当たり前」が通用しない人が一定数いるんですよね。
そういうのが発注者になる可能性があるというのが、フリーランスとして自分で仕事を取りにいくようになってからの悩みというか課題だなーと感じています。
例えばこういう感じ。
仮払いが遅い
契約してから仮払いに時間がかかる。あらかじめ「〇日に仮払いの予定です」などの連絡もない。
プラットフォーム(クラウドワークス)のルールを守らない
仮払い前に構成案出しを要求する、仮払い前に執筆を進めておいてほしいと要求する。
レスポンスがとにかく遅い
こちらの質問やメッセージに対して返信が遅い。数日間まったく連絡なしで見ているのかどうかもわからない。それで進行できないのに納期だけはめちゃめちゃタイトに設定したりする。「いつになるか予定だけでも教えてください」にもまともな返事が来ない。
ほかにもある気がしますが、まあ「常識ない」「ビジネスとしてありえない」に帰結しますね。
ほんっと精神削られるし、スケジュール立てられないし、まじで受けたことを公開するレベル。関わったら負け、貧乏くじ案件。こういう案件は、どんなに報酬の条件が良さそうでも絶対受けるべきじゃないなと思いました。
と言っても応募の段階で見分けるのは難しいですけどね。契約前に無償で構成案などを要求してくる案件は受けたら負けだなとまじで勉強になりました。
あと、こういうのうっかり受けちゃったときは、言いたいこと言わないとストレスだからとにかくがんがん指摘するに限るなと思いました。いや、もちろん言葉遣いは丁寧に、アホボケ無能言いたい気持ちをグッとこらえて。
そしてお前の案件は二度と受けない、絶対にだ!
と心に深く刻むのであります。
働きすぎには要注意!
わたしは子どもの頃から文章を書くのが大好きで、自己紹介にも「文章書くのは得意なのでよろしくお願いします」って書いてるような子どもでした。
そのまま大人になって、気づいたら文章書くのが仕事になってて、気づけば20年ぐらい文章書くお仕事してるわけです。今も、仕事でせっせと文章書いた後で、趣味でこんな文章ぽつぽつと書いているぐらいには文章を書くのが好きなんですよね。
なので仕事で文章を書くのは楽しいんです。どんなにヤバいクライアントの案件でも、文章書いてるときは「どんなふうに書こうかな」「どう書けば伝わるかな」ってそれだけを考えています。
そんな性分なので、受けた仕事はどんどん片づけたいこともあって、普通に朝早くから夜遅くまで文章書き続けたりしてしまうのが悩ましいなと最近思ってます。
さすがに眼精疲労を感じるし、寝る少し前まで仕事し続けてたら自律神経も乱れてるのを感じます。
健康を害してはいけないので、なるべく会社勤めだった時間(10時~19時)を基本に仕事するようにしていきたいなと思ってます。楽しみは明日にも残そう。あと運動もなるべくしよう。コロナの感染拡大がヤバくなってくるまでは週2~3回は必ずジム行ってたんですが、その習慣がなくなった分、運動不足になってるという認識はあるんです。おでかけも減ってるしなぁ。軽めの筋トレは習慣として続けてますが、もうちょっと何か考えるのも課題です。