9月の半ば頃からマネーフォワードクラウド確定申告とみずほ銀行の口座が連携できなくなっていた問題をなんとか解決できたので、顛末を書き留めておきます。
原因はメイン口座とは別にみずほダイレクトに登録していた休眠口座だったようです。
マネーフォワードとみずほが連携できなくなった!
フリーランスになってから、会計ソフトはマネーフォワードクラウド確定申告を使っています。

9月分の納品の目途が立った20日頃だったか、時間の余裕ができたので「今月分の帳簿の仕訳やっておこうかな」とマネーフォワードのホームにアクセスしたところ、みずほの口座との連携が解除されていました。
どうやら、マネーフォワードクラウドとみずほのデータ連携方式がAPI連携に変わるにともなって再連携が必要になったようです。
そこで再連携をしようとしたのですが、エラーになって連携できません。
エラーメッセージは、「みずほ口座側で重要メッセージなどが出ていてそれを確認する必要があるよ!」といった内容。
でも、みずほダイレクトにログインして確認してみると、メッセージはなんかどうでもいい宣伝が2件ぐらい入っているだけ。未確認の重要メッセージなどはありません。
みずほダイレクトには、問題なくログインできています。
「???」と思いつつみずほをログアウトして再びマネーフォワードから連携を試みますが、同じメッセージが出てやはり連携できず。
不具合っぽいのでしばらく様子を見ることに
これって私だけ? と気になってTwitterで検索してみたところ、
「マネーフォワードとみずほ再連携できなくなった!」
と、同時期に同じような問題が発生している人のツイートがいっぱい出てくるじゃないですか。
「ははーん、これだけ多くの人が連携できないなら、私個人の問題じゃなくてMFとみずほの連携になんらかの不具合があるに違いない!」と思い、しばらく様子を見てみることにしました。
みずほに入金があるのは月末で、その処理をするのは月初なので、それまでにはなんとかなってるだろうと思ってたんですよね。
問題はみずほの休眠口座・・・!?
さて月末が近づいてきて、「そういえばあれ直ったかな?」と再びマネーフォワードにログインして再連携を試してみたのですが、やはり連携できません。
「うっそ、まだ直ってないの? 困るじゃん!」と再びTwitterで検索。
同じような問題が発生している人の中に、休眠口座をみずほダイレクトから外すことで再連携できたというツイートを発見!
みずほ銀行とマネーフォワード連携できずの件は、代表口座意外に休眠している口座が今回の仕様変更より悪さをしていた模様。なのでみずほダイレクトアプリで参照口座から外す申請をした。1週間ほどあとに外れた後再連携される模様。サポートの方の対応がよかったので解約はしないでおこう。
— Ken5i (@Ken5Ise) September 24, 2020
休眠口座……ある! と思いいたりました。
フリーになる直前に勤めていた会社が、給与の振込口座を作る銀行を指定していたので(小さい会社だったので手数料節約したかったんだと思います)、そのために新たに作ったみずほ口座が現在の私のメインバンクになってます。
それ以前は三菱UFJ銀行をメインで使っていたのですが、どんな理由だったか忘れたけど20年ほど前に作ったみずほの別支店の口座がもう一つあって。
その口座にはもうATMで引き出せないぐらいの残高しかなかったんですけど、みずほダイレクトに登録するときにその口座も一応自分の口座として登録したんですよね。
で、みずほダイレクトにログインしてその口座を参照してみると「利用できません」と赤文字で出てる! え、わたしもこれが原因っぽいじゃん!?
ダイレクト印字システムで利用口座削除→再連携!
問題の口座のエラー表示には、問合せ先の電話番号が表示されていました。
しかしこの電話、何度かかけてみたんだけどまったくつながる気配なし。
利用口座の削除方法を調べてみると、みずほダイレクトアプリで手続きできるって書いてあるんだけど、アプリからもやっぱりつながらない電話番号を案内されるという残念さ。
別の方法として「ダイレクト印字サービス」というものがあったので、それを利用することに…。
これ、なかなか意味不明なのですが、変更したい内容をPCで入力・送信すると、その内容が印字された紙の「みずほダイレクト変更申込書」が自宅に郵送されてきて、そこに署名捺印して返送することで手続きが完了するというもの。
「なんじゃそのシステム・・・!」と思いつつ、電話もつながらないのでおとなしく変更したい内容を入力。
ちなみに20年ほど前に作った口座で、その支店がなくなっていて今の正しい支店名を調べたりとかいろいろ大変でした。
数日後、特定記録郵便にて「親展」として「みずほダイレクト変更申込書」と返送用封筒が届きました。
あとは必要なところに署名・捺印して、記載内容を改めて確認したら返送用封筒で返送するだけでOK。
謎のシステムだけど、窓口に出向くことなく手続きできるのはありがたいですね。
そこから数日してみずほダイレクトにログインしてみると、利用口座から古い方の口座が削除されているのを確認。
改めてマネーフォワードを確認してみると、何事もなかったように連携が復活していました。
そんなわけで、なんとかまたマネーフォワードにみずほ口座の入出金を自動読み込みさせられるようになりました。
河野太郎さん、「脱ハンコ」改革がんばってください・・・!