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【おすすめ本】Twitterで話題の“フリーランス税本”は噂にたがわぬ有用さでした!

『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください』表紙

フリーランスとしてやっていこうと考え始めてから、いろいろと本を読みました。起業やフリーランスに関するものや、投資や資産運用に関するもの、ライターとしてのスキルや働き方に関するものなどなど。どの本にも学ぶところは多くて、やっぱり読書って大切だなと改めて思いました。

中でも特に「これは本当に今読んで良かった!」と思ったのが、『お金のこと何もわからないままフリーランスになっちゃいましたが税金で損しない方法を教えてください』です。


この本については、発売当初からTwitterで話題になっていたのを知っていました。タイトルが長いのでTwitterでは“フリーランス税本”と呼ばれてますよね。しかしこの本が話題沸騰だった頃のわたしは「会社勤めのライター」という働き方を変えるつもりが全然なかったので、「勧めてる人多いし、そのうち読んでみようかな」と思いながらも読まないままになっていました。

そしてフリーランスになることを考え始めた最近になって、ようやく読んでみたというわけです。

読んだ感想は、先ほども書いたとおり
「めっちゃ有用! まさに今読んでよかった!!」
です。

“フリーランス税本”ってどんな本?

フリーランスやクリエイターの税金関係に詳しい税理士・大河内薫さんと、脱サラしてフリーランスの漫画家になった「あんじゅ先生」こと若林杏樹さんの共著です。

あんじゅ先生が投げかけるさまざまな疑問に大河内さんが答える形で進んでいく漫画に、文章によるさらに詳しい解説を織り交ぜて進んでいきます。

フリーランス税本の漫画部分

漫画部分はさらっと読めるし、取り上げられている疑問が「そう、そういうことが知りたかったの!」というものが多くて、本当に勉強になりました。読みながら付箋めっちゃたくさん貼りましたよ(普段はあんまりそういうことしないタイプです)。

ちなみに、わたしが付箋貼ったのはこのあたり。

・P65 国保VS文美国保 保険料どっちが得か計算してみた!
・P69 自分の年金は自分で増やす! 年金上乗せ制度
・P96 出金伝票の書き方
・P100 知ってるとお得な家事按分
・P128 青色申告の会計ソフトってどれを選べばいいの?
・P165 小規模企業共済とiDeCoの違い

ここらへん、もうちょっと詳しく調べて具体的に検討せねば! と思うきっかけをいただきました。

“フリーランス税本”はこんな人におすすめ!

今のわたしのように「これからフリーランスになろう」と決めた人は、すぐに読むべきだと思います。「税金やお金のことは、まずはとりあえずこの本のとおりにやれば自分でもなんとかなりそう」という安心感をもらえるはず。

「今すぐに予定はないけど、いずれはそういう働き方をすることもあるかも」とぼんやりと思っている人や、「会社を辞めるつもりはないけど、副業をやっている(やってみたい)」という人にもおすすめです。

あとフリーランス関係ないですけど、FP3級を取ろうと思っている人にも推せます。わたしは目下FP3級取得に向けて勉強中で、この本を読む前に学習用のテキストを一通り読み終えていたのですが、学習範囲の内容が結構出てきます。社会保険や税金について“自分ごと”としての理解が深まりましたよ。