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【独学の記録】ファイナンシャル・プランニング技能検定2級(FP2級)を取得しました

FP2級受検記

2022年5月のFP2級試験に合格して「2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)」の資格を取得しました。

独学で使った教材や学習の進め方、試験当日のことや反省点などをまとめて書き留めておきたいと思います。

使った教材と学習期間・方法について

FP3級の受検記録にも書きましたが、もともと3級の受検を決めた時点で「3級が取れたら2級も取りたい」と思っていました。FP試験は試験問題持ち帰りOKなうえに、試験当日の夕方には公式に模範解答が発表になるので自己採点したところほぼ確実に合格していると思えたので、翌日には2級のテキストを注文しました。

学習にかけた時間

FP3級の学習は何をどのぐらいやったのかきちんと把握できなかったという反省がありました。そこで今回2級の学習を始めるにあたり「学習の記録をつけてみようかな」と思い立って、試験までの日付とその日学習したことを書いていく学習ログシートを作りました。

こんなかんじ。

スケジュール表

テキストは注文した翌々日に届いたので、テキストを使ってのインプットは1月26日スタート。

3級試験の翌日と翌々日の2日間は、それぞれ23日に受検した学科試験の復習と、実技試験の復習をしていました。

5月22日の試験当日まで毎日何かしらは勉強していたのでほぼ丸4ヵ月勉強した感じです。学習にあてた時間は厳密に記録していないのですが、毎朝ルーティンの家事を終えてから仕事を始めるまでの時間を学習にあてていたので、平日の学習時間はだいたい1日1~2時間程度です。休日はもう少し長めに勉強した日もあったかも。

使用した教材と学習方法

テキスト

使用したテキストは、3級に引き続き『お金の寺子屋』さんの公式テキストです。

3級のテキストがすごく自分に合っていると感じたので、ちょっとお高いですが2級テキストも使わせていただくことにしました。

2級の学習を始める時点で2級が取れたらAFP→CFPとステップアップを考えていたので、しっかり学習できるテキストを選びたい気持ちもありました。

B5サイズで、分野別に6冊に分かれているので1冊ずつはそこまで重くなく使いやすいです。

試験までに2周通読したのに加え、あいまいな論点に気づくたび、その部分を読み返しました。

お金の寺子屋の動画講義と練習問題

3級に引き続き、お金の寺子屋さんの動画講義と練習問題も活用させていただきました。

動画は全部を1回ずつさらっと見ました。3級で基本をしっかりやっていたおかげか、テキストを読んだだけで理解できることが多かったので、2級では動画はそこまで活用した印象ではないです。

練習問題は正誤問題を1周、穴埋め問題を2周しました。穴埋め問題の「計算式まとめ」が好きです。

過去問

過去問はFP協会のサイトからダウンロードして解いた後、お金の寺子屋さんの解説を確認していました。

学科・実技ともに、

  • 2022年1月
  • 2021年9月
  • 2021年5月
  • 2021年1月

の4回分をやりました。それぞれ1回目は週末などに時間を測って解いた後、試験前は毎日学科と実技を10問ずつ繰り返し解いていました。

法令も変わるし、あんまり古いのまでさかのぼってもなーと思って2021年分までしか過去問やらなかったのですが、もう1年分ぐらいやってもよかったかなと思います。

受検に向けて準備したことなど

FP2級テキスト

FP3級はきんざいで受けたのですが、FP2級はFP協会で受けることにしました。今後、CFP試験を受けるならFP協会の実技問題を解いておくほうがいいかも・・・と思ったのがひとつ。あとは、FP協会のほうが合格率が高いので安心かなと感じたのがもうひとつの理由でした。

5月試験の受検申請ができるようになった3月10日にさっそくオンライン申請しました。4月19日に受検申請完了メール、5月7日に受験票が届きました。受験票に記載されていた受検会場は「早稲田大学 早稲田キャンパス」でした。

3級をきんざいで受検することにした理由として、希望の受検地を「都内北」とか都内でもさらに地域分けで選べるのが魅力だったというのが大きかった埼玉在住の私。FP協会の受検地は「東京都」とざっくり指定だから都内でもめちゃめちゃ遠くの会場になったらイヤだなーと思っていたのですが、そこまで遠くないし割と土地勘ある場所だったのでほっとしました。

きんざいは受験票に証明写真貼付必須だったのですが、FP協会は写真付き身分証明書があれば貼付不要でした。マイナンバーカードが写真付き身分証明書として使用可能だったので特に写真を用意する必要ありませんでした。

鉛筆やペンケース、電卓などは3級受検のときに購入したものを引き続き使用できるので特に新たに買い足したものなどはありません。夫からホワイトデーのお返しに腕時計をプレゼントしてもらったので、時計だけ新しくなりました。

試験当日のこと

当日は学科試験が10:00からで9:40集合、実技試験が13:30からで13:10集合というスケジュール。

普段は10時頃にブランチということが多いのですが、試験中ちゃんと頭が働くように、家で朝食として軽くおにぎり1個だけ食べてから出かけました。熱中症対策ということでペットボトルの飲み物は試験に持ち込み可能となっていたので、前日にコンビニで持ち込み用の水とあわせておにぎりも買っておいたんです。

会場には集合の30分以上前についたのですが、すでに到着している人も結構多かったです。

きんざいでFP3級を受けたときは割と小さめの雑居ビル的な会場でスペースの余裕がなかったからか到着後すぐ入室できたのですが、今回は開始時間の30分前まで入室不可だったので、教室の外で待ちました。

私は試験直前にはあまりテキストを見返したりしない方なので、なんとなく周りの人たちの様子を見たりしてたんですが、割と若い方が多い印象でした。3級のほうが年齢層高めな印象だったのですが、これはたまたまなのか、FP協会ときんざいの違いなのかはよくわかりません。

ほとんどの方がテキストを確認してる感じだったので、同じテキストの人いるかな?なんて見渡していたのですが、見つけられませんでした。人気のTAC出版「みんなが欲しかった!」シリーズの教科書率が高そうでした。

だいたい予定通りの時間に入室できて、9:40から説明があって、10時から学科試験開始。

過去問で学科試験は一通り解くのに1時間20~30分ほどかかっていて、本番もだいたいそのぐらいだったと思います。2回ほど見直しした後、11時40分ぐらいに退室しました。

お昼は近くのお店で適当に済ませようかと思ったのですが、どこも混んでいたのでコンビニで中華まんを買ってキャンパスのベンチに掛けていただきました。良いお天気で気持ちが良かったです。

午後は実技試験。実技は過去問を時間計ってやってもいつもギリギリだったのですが、本番もやはりギリギリ・・・というか、最後の問題解けず時間切れに。最後の問題は計算問題だけど選択だったから、とりあえず適当に解答してから考えるべきでした。見直しも全然できなかったし、時間配分が反省だらけです。

試験後・合格発表・合格後のこと

試験当日の夕方には、FP協会のサイトに模範解答が掲載されるので自己採点。実技はあまり良い出来ではありませんでしたが、まあ正答率でいえば合格見込みで良いかなという手ごたえでした。

途中でも何度か書きましたが、2級の学習を始める時点で、2級が取れたらAFP研修→CFP試験とステップアップして、1級取得を目指したいと考えていたので、2級試験を終えてからCFP試験の過去問の学習を少しずつ進めていました。

そして合否発表日の6月29日10時からFP協会のサイトで合否照会ができるようになったので確認してみたところ、学科・実技とも無事合格していることが確認できました。

Webでの照会だと合否しかわからないので、学科・実技それぞれの得点についての確認は合格証書待ちです。

2級合格できたので、AFP認定研修(技能士過程)を受けてAFP認定を取りたいと思います。

※2022.7.4追記

その後、7月2日(土)に合格証書が郵便で届きました。学科56点、実技81点でした。