おでかけ

秩父長瀞にできたてのオールインクルーシブの宿「花湯別邸」にお泊り。最高でした!

花湯別邸 荒川の見えるレストラン

新型コロナウイルスで自粛ムードのこの頃ですが、今年のホワイトデーは秩父に一泊旅行してきました。
泊まったのは長瀞温泉の花湯別邸。昨年11月にオープンしたばかり、1日7組限定の「オールインクルーシブ」スタイルの宿です。

「オールインクルーシブ」って、ご存知でしょうか?
料金プランにドリンクやアクティビティなど、滞在中に利用できるサービスすべてがあらかじめ含まれているというスタイルの宿です。

提供されるサービスは宿によって異なりますが、例えばラウンジのドリンクやおつまみ、お菓子などをセルフサービスで自由にいただくことができたり、カラオケなどの施設を無料で利用できたりといった具合です。

要するに「セルフサービス形式にすることで人件費を抑えるかわりに自由に楽しんでくださいね」という感じなのだと思います。

「せっかくお泊りするなら手厚いサービスを受けたい」という人や、ドリンクやフードのおかわり自由にそこまで魅力を感じないという人にはあまり向いていないスタイルかもしれません。

しかしわたしたちカップルには、このスタイルがかなりハマりました。ふたりともお酒が好きで旅先でも食事やお部屋でお酒を飲むので、別料金だと結構高くついちゃうことも多かったんです。それで、昨年初めてオールインクルーシブのホテルを利用してみたところ「え、最高じゃない?」となりました。

そんなわけで長瀞に新しくできたばかりのオールインクルーシブの宿を見つけて、泊まってみることにしたのでした。

「新型コロナの影響で人が少なくなってたりするのかな?」なんて思っていましたが、行ってみたら全7室すべて埋まっている状態でしたよ。

花湯別邸のうれしいポイント

花湯別邸の朝食
さて、泊まってみた感想は、ふたりして「ものすごく満足!」でした。
「長瀞ならわりと気軽に行けるからまた行きたいね!」となりました。
1日7組限定だし、人気が出すぎて予約取れなくなったらかなしいから本当は教えたくないぐらいですが、やっぱりこういう宿を求めている人にぜひおすすめしたいと思って書くことにします。
ということで、ここから花湯別邸の良かったポイントを挙げていきたいと思います。

チェックイン後いきなりビールが飲める

チェックインは15時から。この日はお天気が悪かったこともあり早々にチェックインしたのですが、その時間帯からすでにドリンクカウンターではアルコールが提供されていました。生ビールとハイボールのサーバー、瓶ビール2種類だったかな。
夕方以降、深夜0時まではカクテルタイムで、これらに加えてワイン、焼酎、日本酒、ウィスキーなどのボトルも置かれて、自分たちで好きにお酒を作って飲むことができます。
炭酸水のほかに、わたしの大好きなウィルキンソンのジンジャーエール(辛いやつ)も用意されててテンション上がりました。
ちなみに翌朝は、さすがにアルコールの提供はありません。

館内着は上下分かれてるタイプ

館内着は甚平風の上下タイプ。これ、わたしはかなりうれしいポイントです。浴衣タイプはカワイイけど、くつろいでるとはだけちゃったりしやすくて落ち着かないんですよね。浴衣だったときのためにパジャマも持参してましたが不要でした。
ちなみに温泉たび(たび風に指先が分かれてる靴下)もついてます。これもあると何気にうれしかったりします。

全7室なので落ち着く!

お部屋は和室、和洋室、畳+ベッド、洋室などタイプが異なる部屋が全7室。お風呂も食事もドリンクカウンターも混まないのでとても快適、のんびり落ち着いて過ごせて幸せでした。

お風呂は広々、美肌の湯

大浴場は自家源泉の温泉。メタケイ酸がたくさん含まれている「美肌の湯」だそうです。
露天風呂はないですが、大きなガラス窓越しに川を眺めながら浸かることができるお風呂です。
左右に分かれたお風呂とサウナ、水風呂がありました。
こちらも全7室なので、泊まっている女性全員が一度に入ったとしてもゆったりできる贅沢な広さ。実際にはわたしは貸し切り状態で温泉を堪能させていただきました。
洗い場にはメイク落としとボディソープとシャンプーコンディショナーあり。脱衣場には化粧水、乳液、ボディローションがありました。
今回わたしは利用しませんでしたが、大浴場とは別に岩盤浴もあって、こちらも別途料金がかかったりせず自由に何度でも利用できちゃいます。
お風呂上がりにちょこっと食べられるプチサイズのアイスなんかもオールインクルーシブで提供されてます。

夕食は目にも楽しい創作フレンチのコース料理

花湯別邸の創作フレンチディナー
夕食は全利用者同じ時間帯にレストランにて。ディナータイムはラウンジにあるグランドピアノが自動演奏でクラシックを奏でていました。
料理はビュッフェスタイルではなくコース料理。フレンチをベースに、地元の素材や和テイストを取り入れた見た目もかわいい料理でした。ドリンクはセルフサービスなのでラウンジに各自好きなものを好きなときに取りに行って飲むスタイル。頼むタイミングを考えたりしなくていいのは気楽で良いです。普段はビールやハイボールを飲むことが多いですが、せっかくフレンチなのでスパークリングワインや赤ワインもいただきました。

本をめくりつつマッサージチェアでのんびり

花湯別邸2Fラウンジ
書籍や雑誌が並んだ書架とマッサージチェアが2台並ぶ2Fラウンジスペースも、わたしたちが行ってみたときは貸し切りでした。マッサージチェアは痛すぎることもなく気持ちく使えました。本は秩父や埼玉のガイド本っぽいものや写真の本、ゴルフ雑誌なんかが多かったです。

お部屋の洗面台はボウル2つ!!

花湯別邸のお部屋の洗面台
そうそう、これもすごくナイスだったポイントなのですが、部屋の洗面台が洗面ボウル2つ並びで便利でした。歯みがきや化粧などで洗面台がふさがってしまうことがなくてとても良いです。
ただし、お部屋の洗面台には基本的に基礎化粧品などの据え付けはありません(歯ブラシやヘアブラシなどはあり)。大浴場にはありますが、部屋でメイク落としや洗顔をしたい方は、ミニサイズのスキンケア一式を持参することをおすすめします。

また泊まりたい!と思わせてくれる宿でした

一泊のんびり滞在しただけですが、かなり満足度の高い旅になりました。
今回は利用しなかったけど、カラオケなんかも無料で利用できるみたいです。チェックインした日はあいにくのお天気(東京でも雪が降った日です!)で利用できませんでしたが、荒川を眺めるテラスもあります。夏場はテラスで軽く一杯なんて楽しみ方もできそうですね。

そんな感じで、花湯別邸はオールインクルーシブの宿が好きな方や興味を持たれた方、お酒好きな方にはすごくおすすめな宿でしたよ。

今回初めて秩父に行きましたが、神社仏閣などもあるし、長瀞は川のアクティビティもあるし、そしてもちろんこの宿にもまた泊まりたい! とまた訪れたい近場の旅先になりました。